- どうやったら面白い本を見つけられるの?
- 面白い本に出会う方法が知りたい
この記事でわかること
- 面白い本・読みたい本の探し方7選
- 読みたい本が多すぎる場合の対処法
この記事では、読書好きの私が実践している「読みたい本の探し方」を紹介します。
自己紹介
- 社会学や科学の本が好き
- 20代の専業主夫
- 理系の大学院卒
読みたい本の探し方7選
早速、私が実践している「読みたい本の探し方」を紹介します。
本屋の平積み
最も気軽な方法ですね。
平積みされている本は一定の評価を得ているのでハズレが少ないです。
図書館や中古屋と比べて最新の本に出会える確率も高いです。
特にこだわりはないけど面白い本を読みたい人におすすめします。
ちなみに私は特定の本を探す場合を除き、本屋で平積みされていない本をみることは少ないです。
本屋で面白そうな本を探す場合は平積み本をメインに物色しています。
図書館
図書館ではひと昔前に流行った良書に出会えます。
本屋では手に入らない昔の本もあるので、古典を読みたい人におすすめです。
今まで読んだことのない新たなジャンルの本に挑戦する場合にも最適です。
買っても読み切れるか不安だな…
買ったら無駄遣いになるかも…
買っても読み切れるか不安なときはひとまず図書館で借りてみましょう。
私も難しそうな本や分厚い本を読みたいときは図書館を活用しています。
特集コーナーが設けられている図書館もあるので、新ジャンルの本を読むきっかけにもなります。
本筋から外れますが、無料で読めるのも魅力のひとつですよね。
新聞の書評
新聞には識者が本を紹介する書評欄があります。
私が愛読している日経新聞では毎週土曜日の朝刊に「読書」面があります。
どの新聞にも書評欄があると思うのでチェックしてみてください。
学者などの文化人が評論しているので信頼性が高いのが特徴です。
政治、経済、歴史、科学に関する本が多く社会問題について考えるきっかけにできます。
また、大学の出版社が出しているような専門的な本も紹介されているので、自分の知らない世界を教えてくれる魅力があります。
たとえば、私は新聞を通じて河合雅雄著『森林がサルを生んだ』という本に出会いました。
古い本ですし、Amazonでも新品の単行本が売られていないのですが人生観を変えるほど面白い本でした。
自力では出会えないような本に出会えるのは新聞の書評欄の最大の魅力です。
面白い本の参考文献
多くの本には他の本からの引用があります。
自分が好きな本で参考文献として紹介されている本は面白い確率が高いです。
似たような内容の本を引用しているケースが多いので、特定のテーマについて知見を深められます。
面白い本に出会ったら芋づる式に参考文献を辿るのも良いですね。
Amazonや楽天のおすすめ
Amazonや楽天で本の商品ページにいくと関連商品をおすすめされますよね。
多くの場合、同じ著者の本や同ジャンルの本がおすすめされます。
お気に入りの著者を見つけた人は、その著者の別の人気書籍を手っ取り早く知ることができます。
気に入った本をAmazonや楽天で検索して関連商品を眺めてみてください。
知人のすすめ
読書好きの知人に紹介してもらうのもいいです。
同じ本を読めば感想を共有して楽しむことができます。
私は月に2回、読書好きの友人と本について語り合っています。
本の内容と感想を紹介し、お互いに意見を述べ合うのはなかなかエキサイティングです。
著名人のすすめ
SNSやYouTubeで読書好きな著名人のおすすめ本を調べるのも楽しいです。
「著名人の名前 おすすめ本」と検索すれば結構ヒットします。
本を通じて推しとつながれるチャンスです。
読みたい本がみつかったら
ここからは読みたい本を見つけたあとの話です。
読みたい本が急激に増える
読みたい本の見つけ方を習得すると次は読みたい本が増えすぎて困ります。
読みたい本は指数関数的に増えるのに、実際に読む本は直線的にしか増えないからです。
本を読めば読むほど、読みない本が増えていくジレンマに陥るのです。
対処法としては、ひたすら読むしかありません。
ただし、読んでみて「なんか違うな」と思ったら途中で放棄してOKです。
思ったより内容が難しいな…
興味ある部分はもう読み終えたな…
読んでいる途中でも本に対する熱意が冷めたら潔く次の本を手に取りましょう。
日を改めて読んだら面白いと感じるかもしれません。
今読んでもつまらないなら将来の自分のためにとっておくのもアリです。
とにかく「つまらない」と思いながら読み続けるのは時間がもったいないです。
読みたい本の管理方法
読みたい本が増えてきたら忘れないようにメモしておきましょう。
私のおすすめは読みたいと思った理由と経緯を書いておくことです。
私も最初はタイトルだけをメモしていたのですが、途中から理由と経緯もメモするようにしました。
タイトルだけだとあとで見返したときになぜ興味を持ったのか思い出せないからです。
おまけ|私の読みたい本リスト
最後におまけとして、2023年4月時点における私の読みたい本リストを一部紹介します。
先ほど紹介したように本のタイトルだけでなく、読みたいと思った理由と経緯も公開します。
私の読みたい本リスト
- 鴻上尚史『孤独と不安のレッスン』
→『「空気」と「世間」』の参考文献。世間の息苦しさから逃れる実践的な方法が書いてありそう。
- マイケル・ウッド『中国全史』
→日経書評より。権威主義の象徴としてバッシングされがちな中国の思想を知りたい。なぜ民主主義が(暫定的な)正解とされるのかも考えたい。
- トム・ガリー『英語で楽しむ寺田寅彦』
→トム・ガリー先生のHPより。英語の勉強として。また、『コーヒー哲学序説』が面白かったため。
- キャス・R・サンスティーン『スラッジ:不合理をもたらすぬかるみ』
→日経書評より。ナッジの反対概念について。邪魔されるのが嫌いなので。
- 岡本浩『グリッドで理解する電力システム』
→友人のすすめ。単純な知的好奇心。自分では選ばない本。新聞を読むのが楽しくなりそう。
まとめ
この記事では、読書好きの私が実践している「読みたい本の探し方」を紹介しました。
世の中は面白い本で溢れかえっています。
全ての本を読むことは不可能なので、自分のペースで読み続けることが唯一の正解と思っています。
当ブログでは、私が面白いと感じた本の紹介もしています。
サクッと読めるので、どうぞ。
コメント