この記事の結論
Q. 稼げない男に価値はない?
A. そうとは限らない
Q. 稼げない男の価値とは?
A. 無償労働と人間性
Q. 稼げない男の生存戦略は?
A. 稼ぐのを諦めて「イイ奴」になる
本記事では「恋愛や結婚のパートナーとしての男性の価値」を考えます。
社会的・生物的な男性の価値については言及しません。
自己紹介
- 無収入の夫
- 20代の子なし専業主夫
- 新卒1年目で退職し主夫に
稼げない男に価値はない?
世の中には「稼げない男に価値はない」との言説があります。
厳密には、
恋愛・婚活市場において、稼げない男には価値がない
という意味でしょう。
「出会いコンパス」の調査によると半数以上の女性が「自分よりも稼げる男性」を望んでいます。
稼げる男が人気なのは事実のようです。
だからといって、
稼げない男に価値がないとは言い切れません。
「稼げない男=絶対に価値がない」というのは短絡的な考えでしょう。
現に私は無収入だけど、妻と仲良く暮らせている
稼げない男の端くれとして「稼げない男の価値」を考えます。
稼げない男の価値とは?
私が考える「稼げない男の価値」は次の2点に集約されます。
① 家事や育児などの無償労働
②「労働者」ではなく「共同生活者」としての価値
ひとつずつ説明していきます。
①無償労働による価値提供
「労働」は「稼ぐこと」を想起させます。
しかし、世の中には「稼ぎのない無償労働」もあります。
私も無償労働(家事)に従事しています。
妻は私が行う家事に満足し、感謝もしてくれます。
無償労働でも価値を発揮することは可能なのです。
主夫は「稼げない男」のひとつの在り方
「無償労働は女に任せて、男は稼ぐべき」との因習については後述します。
②「共同生活者」としての価値
労働をしなくても価値を発揮することはできます。
言い換えるならば、
「労働者」ではなく「共同生活者」として価値を発揮できる
ということです。
「共同生活者」として実利をもたらすことは可能です。
妻いわく「共同生活をするだけでメリットがある」そうです。
家事云々ではなく、一緒に暮らすだけでメリットがある
その理由は、
私が「機嫌良く暮らしている」からです。
私が機嫌良く暮らすことによる「妻側のメリット」は以下の通りです。
稼ぎがなくても「共同生活者」として価値ある存在になれるのです。
男らしさに囚われなくて良い
稼げない男にも価値があるのは本当です。
しかし、世間では「男は稼ぐべき」との考えが流布されています。
それが「あなた自身の理想」ならば否定はしません。
しかし、
「世間の理想」に迎合しているだけなら再考の余地があります。
世間には「男はこうあるべき」との因習があります。
本意とは裏腹に「世間の理想」を盲信しても苦しいだけです。
稼ぎが少ないことを悲観する男性は、
- 自分で自分を悲観している
- 周りに悲観されるから自分も悲観している
のどちらかなのかを、振り返った方がいいかもしれません。
「世間の理想」と「自分の理想」が違うのなら、男はこうあるべき論は無視しましょう。
稼げない男の生存戦略
以上を踏まえて「稼げない男の生存戦略」を考えます。
稼げない男の生存戦略は、
- 「稼げない男」を卒業し「稼げる男」になる
- 「稼げる男」になるのを諦める
の2つに大別できます。
残念ながら、私は「稼げる男」になる方法を知りません。
本記事では私が実践した「稼ぐのを諦める戦略」について考えます。
稼げない男性は「稼ぐこと」自体を諦めた方が幸せかも?
「イイ奴」を目指す
稼ぐのを諦めたとして、どうすればいいのか?
私は、
稼ぐのを諦める代わりに「イイ奴」になる
のが有効と考えます。
あえて「イイ奴」を定義することはしませんが、
- いつも機嫌がいい人
- 稼げなくても楽しそうな人
- どこか可愛げがある人
- 一緒にいて居心地が良い人
など、「なんかイイ奴そう」と思われれば良いのです。
世間からは「ヒモ」だの「ニート」だの言われるかもしれません。
しかし、
目的は「パートナーから好かれること」であり「世間体」ではありません。
「イイ奴」として好かれれば「稼ぎ」は不要!
とにかく「男らしさ」で勝負しない
「男」と聞くと、力強くリードしてくれる存在をイメージしがちです。
世の女性も「男性らしい男性」を好む傾向にあるかもしれません。
しかし、
「男性らしくない男性」を好む女性も必ずいます。
家事などの無償労働と組み合わせるとより良いかも
「稼ぎはないが、家事をやってくれるイイ奴」は十分に価値ある男と言えるでしょう。
まとめ
「稼げない男に価値はない」との言説が流布されています。
たしかに、稼げる男が人気なのは事実でしょう。
しかし「稼げない男に価値がない」とも言い切れません。
稼げない男にも価値があるはずです。
稼げない男の価値
① 無償労働による価値提供
② 労働者ではなく共同生活者としての価値
家事や育児など、金にならない無償労働でも十分に価値を提供できます。
また、機嫌良く暮らすだけで「共同生活者」として価値ある存在になることも可能です。
稼げない男性は「稼ぐこと」に固執しない方がいいかもしれません。
機嫌良く過ごすことで「イイ奴」として、パートナーに好かれることを目指してみてはいかがでしょうか。
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