- 主夫になりたいけど周りの目が気になる
- 主夫になりたいなんて言い出せない
- 主夫の世間体って悪いの?
この記事でわかること
- 専業主夫になった時の周りの反応
- 周りの反応を気にしない方法
- 専業主夫の世間体の悪さ
この記事では、私が専業主夫になったときの周囲の人の反応と、それを気にしない方法を紹介しています。
自己紹介
- 20代の専業主夫
- 元・上場メーカーの開発職
- 理系の大学院卒
確実に驚かれる
100%驚かれます。
専業主夫はまだまだ少ないので驚かれて当然です。
しかも、私は入社1年目で退職して専業主夫になりました。
ほとんどの同級生は現役の会社員です。
そんな中「会社を辞めて女性に養ってもらう男性」なんて変人扱いです。
主夫に肯定的な人も否定的な人も確実に驚きます。
対策:驚かれたらどうする?
まず、驚かれる心の準備をしておいてください。
驚かれたあとに質問をされるはずです。
なんで主夫になったの?
奥さんは肯定的なの?
今後どうするの?
ベストなのは主夫になった経緯と理由を話して、一つひとつの質問に正直に答えることです。
時間がなかったり、話したくない場合は「妻と話し合った結果、主夫が最適な選択肢だったから」と濁しておけば大丈夫です。
ちなみに、私は驚かれると予想していたので「どんなふうに言ってやろうか(ニヤニヤ)」と楽しんでいました。
「主夫なんてやめとけ」といわれる
「主夫なんてやめとけ」もよくいわれます。
やはり、男性が会社を辞めて主夫になるのは一般的ではありません。
主夫になればいわゆる「レールから外れた人生」になります。
私の印象では、両親や祖父母など年齢が高い人ほどレールから外れることに否定的な態度を示します。
男らしさを重視する人も「主夫なんてやめとけ」と言いがちです。
私は熟考した末に主夫になる決断をしたので「やめとけ」なんて言われて困りました。
対策:「主夫なんてやめとけ」と言われたら?
ここでは①当たり障りのない対応と、②毅然とした対応の二つを紹介します。
毅然とした対応をとると相手との関係が拗れる可能性もあるので、私は①当たり障りのない対応をおすすめします。
① 当たり障りのない対応
「いろいろあって主夫になるしかなかった」と苦悩に満ちた表情でいえばOKです。
多くの人は察してくれて、それ以上聞いてきません。
② 毅然とした対応
「やめとけ」なんて言われたら、正直いい気分ではないですよね。
そんなときは相手に有無を言わせない毅然とした態度を示しましょう。
相手が男性なら「あなたは専業主夫になったことがあるの?」といえば、それ以上突っ込まれないはずです。
専業主夫が稀有な存在であることを逆手に取った戦略ですね。
他には「もし私が女性だったらどう思う?」と聞いて、性差別はよくないという方向に持っていくのもアリです。
主婦は肯定しても、主夫は否定する人も多くいるので有効的な反応だと思います。
「もったいない」といわれる
「会社を辞めて主夫になるのはもったいない」ともよく言われます。
会社を辞めて安定した給料と社会的地位を失うことを「もったいない」と思う人が多いのでしょう。
私の場合は大学院卒で上場企業に勤めていたため、会社員を続けていれば給料や社会的地位には恵まれていたはずです。
しかし、私にとっては給料も社会的地位も重要ではありません。
特に地位や世間体には興味がありません。
お金は絶対に必要ですが、大金が欲しいわけではないので妻の収入で充分幸せに暮らせています。
対策:「もったいない」と言われたら?
「給料・地位・キャリアを捨てること」がもったいかどうかを判断するのは自分です。
周りの人が価値を感じても、自分自身が価値を感じなければ意味がありません。
もし、あなたが給料や地位に価値を感じないならば「もったいない」という意見は無視してください。
給料や地位が低くても満足できるのは素晴らしいことです。
むしろ給料や地位に自身の価値を見出している人は寂しい人だと思います。
給料や地位は相対的なもので「他者との比較」から逃れることが絶対にできないからです。
お金を含めた所有物、地位や名誉などの他者評価を考慮せずに、自分自身の生き方や考えを肯定できる人の方が豊かだと私は思います。
話は逸れましたが「もったいない」かどうかはあなた自身が決めることなので、他人の意見に耳を傾ける必要はありません。
面白がられる
なかには、主夫という立場を面白がってくれる人もいます。
ここでいう「面白がる」とはバカにするのではなく、興味深く思うニュアンスです。
友達に主夫がいることは、友達に宇宙飛行士がいるのと同じくらい面白い。
主夫という立場から見えた世界を教えてほしい。
主夫は宇宙飛行士並みに興味深い職業と言っていた友人もいました笑
私も主夫というレアな肩書きと共に生きていくのが楽しみです。
これについて特に対策はありません。
まとめ
この記事では、私が専業主夫になったときの周囲の反応と気にしない方法を紹介しました。
残念ながら専業主夫の世間体は低いので「主夫になりたい」あるいは「主夫になった」と言えば周囲の人にアレコレ言われることが多いです。
批判はされずとも、珍しい存在なので興味を示す人が多いのは確実です。
主夫になりたいけどなかなか言い出せない人は、この記事を参考にしてみてください。
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