- 「休職中の退職の伝え方」を調べても転職サイトや退職代行しか出てこない…
- 実際の体験談を聞きたい
この記事でわかること
- 休職中に退職した私のリアルな体験談
- 休職中に退職の意を伝える方法
この記事では休職中に退職した私の体験談を紹介します。
自己紹介
- 新卒1年目で休職&退職
- 20代の専業主夫
- 理系の大学院卒
休職から退職までの流れ
まずは、私が休職を経て退職するまでの流れを紹介します。
- 4月入社
- 11月休職
「うつ状態」と診断されて休職
- 11月〜12月産業医面談
休職中は産業医面談が毎月あった
- 翌年1月退職の意を表明
企業看護師にチャットで退職の相談
- 1月産業医&上司と面談
改めて退職の意を表明
- 1月退職の最終確認
電話で上司から退職の最終確認をされる
- 2月退職手続き
荷物の回収や書類提出など
- 3月正式に退職
私物回収や備品返却など退職手続きについては別の記事で解説しています。
休職中に退職を伝えた方法
結論からいうと、
企業看護師にチャットで退職を切り出しました。
私は休職が決定した時点で退職したいと思っていました。
しかし、すぐには行動できず3ヶ月間悩んだ末に退職に至りました。
そこで、伝える前の準備や伝えた後の流れを含めて時系列に振り返ります。
産業医面談で退職を匂わせる
休職中は定期的に産業医面談がありました。
面談では「いつ復職できそうか」が重要な議題です。
私は面談にて「復職するイメージがもてない」と伝えていました。
退職を匂わせていたよ
早い段階から「退職」を匂わせたことで切り出しやすくなりました。
企業看護師へのチャット
私は休職3ヶ月目に企業看護師にチャットで退職を切り出しました。
具体的には、体調報告を求められた際に次のようなメッセージを送りました。
(いつも通り体調を報告後)現時点で復職は難しそうなので退職を検討しています。
送信後に看護師から電話がきて上司を交えた面談を行うことになりました。
産業医&上司と面談
面談の概要は次の通りです。
産業医と体調について話したあと、話題は「退職」に移りました。
私が企業看護師に退職を切り出したことは上司も知っていました。
面談では上司と産業医からの質問攻めに遭いました。
結局、今回の面談を踏まえてもう一度考え直してほしい(?)と言われました。
後日、退職の意思を再確認してから正式に退職手続きに移ることになりました。
「面談ごときで揺らがんわ笑」って感じだったよ
電話で退職の最終確認
面談から1週間後、上司から確認の電話が来ました。
「退職の意思は変わらない」と伝えて私の退職が決定しました。
やっと終わった!
と思いきや、手続きで再出社することに…
正式な退職は諸々の手続きを経て、1ヶ月後になりました。
休職中に退職を切り出すのは大変
通常は上司に直接相談して退職願を出しますよね。
しかし、休職中は「誰に」「どうやって」伝えればいいのかわかりません。
休職中の辞め方がわからん!!
ネットで「休職中の辞め方」を調べてもハッキリとせず余計に悩みました。
転職サイトや退職代行のページばかり出てきて混乱したよ
とにかく、退職を切り出すのが大変です。
私は企業看護師に言いましたが、社員であれば誰でもいいと思います。
誰かに切り出せば上司や人事など必要なところに連絡が行き渡ります。
私の経験から言えるのは、
- 上司や人事にこだわらず、最も言いやすい相手に伝える
- チャットでもなんでもいいから、最も言いやすい方法で伝える
これで十分ということです。
私も切り出す前は悩みまくりました。
しかし、今となっては伝える相手も手段も重要ではないと確信しています。
「お守り」としての退職代行
退職ってとにかく面倒くさいです。
来月で退職したいでーす
OK
じゃあ、この書類書いといて
とは、いきません!
手続きがありますし、会社側も簡単に人材を手放すわけにはいきません。
サクッと辞めたかったけど、意外と会社とのやりとりが多かった
考えるのが嫌になって退職代行に登録しましたが、結局は利用しませんでした。
私は会社に不満があったわけではなかったので自力で退職できたのだと思います。
パワハラなど会社に問題がある場合は退職代行の方がいいかもしれません
休職中はただでさえ疲弊しているので、無理に会社と関わらず体調を優先すべきです。
退職代行を調べておくだけでも「お守り」的な効果はあるでしょう。
本当に辛い場合は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、休職中に退職した私の体験談を紹介しました。
「退職」という決断には勇気が要ります。
休職中の退職ともなれば余計に大変です。
私の経験から言えるのは、
とにかく退職を切り出せば、会社側で勝手に処理してくれる
ということです。
親しい同僚や休職中の連絡担当者など、誰でもいいので「退職したい旨」を伝えれば必要な部署まで連絡がいくはずです。
一度切り出してしまえば、あとは会社側に従って面談なり手続きなりをこなすだけです。
とはいえ、ヒドい会社の場合は退職代行も検討してみてください。
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