専業主婦・主夫の存在意義とは?子なし主夫が自身の存在価値を考える

*アフィリエイト広告を利用しています

子なし専業主婦の存在価値 主夫・主婦
スポンサーリンク
  • 子なし専業主婦って存在価値あるの?

この記事でわかること

  • 子なし専業主婦・主夫の存在価値
  • 家事なんかよりも重要なこと

この記事では子なし専業主婦・主夫の存在価値について語っています。

結論からいうと、子なし主婦は「存在そのもの」に価値があります

極論、家事なんて「どうでもいい」のです。

自己紹介

がまくん
がまくん
  • 20代の子なし専業主夫
  • 新卒1年目で退職
  • 理系の大学院卒
スポンサーリンク

子なし専業主婦は存在価値なし?

落ち込んでトボトボ歩く女性

子なし専業主婦・主夫は存在価値がない

「子なし主婦に価値がない」と言う人は、

  1. 子なし主婦を否定したい人
  2. 自分自身を否定している子なし主婦

のいずれかでしょう。

存在価値の有無を考え出すと哲学的な問いに帰着します。

哲学マン
哲学マン

そもそも、人間に存在価値はあるのか?

私

今回は「子なし主婦に存在価値がある」と仮定しよう

というのも、

私自身が子なし専業主夫としての存在価値を感じているからです

あくまでも私個人の考えですが、

  1. 子なし主婦否定派にとっては「反論」
  2. 子なし主婦当人にとっては「楽になれる考え方」

と捉えてくれたら嬉しいです。

スポンサーリンク

子なし専業主婦は非生産的

ネットで攻撃する人

まずは「子なし主婦に価値がない」という主張を見ていきます。

とはいえ、身近に子なし主婦否定派がいないのでネットの意見です。

子なし主婦の生きる意味

労働も出産もしないのは非生産的すぎる

ネットの意見は大体がこんな感じです。

労働をしない専業主婦は叩かれがちです。

私

労働も出産もしない「子なし」はさらに叩かれやすいんだ

資本主義社会の至上命題は生産性の向上です。

資本主義に染まった現代人は非生産的な人を評価しません。

かといって、資本主義を否定するのは難しいでしょう。

子なし主婦が「社会的に」軽視されるは仕方ないのです

私

重要なのは「社会的に」の部分だよ

「社会的な価値」と「配偶者としての価値」を切り分ける必要があるのです。

結論からいうと、

  • 子なし主婦は「配偶者としての価値」が高い
  • 「配偶者としての価値」は家事以外で決まる

と考えています。

社会の構成員としての価値

社会の構成員としての価値を測る基準は無限にあります。

社会に欠かせない労働力、税金、人口を基準にすると

  • 「労働力の供給」なら「労働者」
  • 「納税額」なら「資産家」
  • 「人口の再生産」なら「子あり主婦」

の価値が高いことになります。

私

子なし主婦はどれにも当てはまらないね

子なし主婦の社会的価値を無理やり考えると、

労働者(夫)を間接的に支えること

にあるでしょう。

しかし、間接的な貢献は見えにくく評価もされにくいです

結果として「子なし主婦は社会的価値が相対的に低い」とみなされるのです。

配偶者としての価値

子なし主婦の本丸は「配偶者としての価値」です

どんな夫婦も依存関係にあります。

私

良く言えば「助け合い」だね

しかし、子なし主婦は、

「対等な依存関係ではない」と感じる人が多い

でしょう。

一般に離婚して困るのは主婦の方だと言われています。

子なし<br>主婦
子なし
主婦

離婚して困るのは主婦だよな

これは、

生活的自立より経済的自立の方が「すごい」と考えられている

からでしょう。

家事(無賃労働)よりも仕事(賃金労働)をする人の方が立場が上になりがちです。

古い人
古い人

誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ!

だからこそ、子なし主婦の存在価値を「家事」に見出すと苦しくなるのです

スポンサーリンク

家事は誰でもできる

家事をする主婦

家事は「誰でもできる簡単な仕事」です

こんなことを言うと次のような反論が想定されます。

  • 家事だって大変!
  • 家事に休みはない!
  • 主婦業を給料に換算したら…

確かにその通りです。

それでも、子なし主婦の存在価値を「家事」に見出すと苦しくなります

なぜなら、

家事代行との差別化ができないからです。

育児をする「子あり」主婦は掛け替えのない存在です。

出産はもとより、育児も完全には外注できませんから。

しかし、家事は全てを外注しても問題ないですよね

私

誰がやってもほぼ同じだからね

コストは子なし主婦の方が安いでしょう。

でも、子なし主婦を「コスパの良い家事代行」と捉えるとやはり苦しいです

否定派
否定派

家事が目的なら子なし主婦は代替可能な存在

にもかかわらず、世の中には子なし主婦が存在します。

私

ならば、家事以外にも存在価値があるはず!

子なし主婦の真の存在価値

手を繋ぐ男女

では、家事以外の存在価値とはなんでしょうか。

それは、

キャラクターそのもの

だと考えています。

子なし主婦は存在自体に価値がある

キャラクターとは人柄や役割、思想などを含む総合的な人間性です。

私は妻にとって

家族、恋人、友人、業務委託先の要素を兼ね備えた存在

のようです。

  • 家族として
    →「安心感」「信頼感」
  • 恋人として
    →「愛情」「性的満足感」
  • 友人として
    →「楽しみ」「共感」
  • 業務委託先として
    →「家事」

これら全ての要素(キャラ)を兼ね備えた人は稀有ですよね。

それはどの夫婦も一緒でしょ

確かにどんな夫婦でもキャラが重要です。

しかし、

子なし主婦は特にキャラが重要です

先述のように子なし主婦は「業務委託先」として弱いからです。

私

家事なら家事代行でもいいよね

労働者は生活費を稼ぐ役割が強力なので、他の役割が弱くても許されがちです。

どこぞの夫
どこぞの夫

誰ノオカゲデ飯ガ〜

他方「単なる家事キャラ」としての子なし主婦は弱い立場です

子なし主婦というキャラクター

子なし主婦は特にキャラが重要です。

では、子なし主婦に固有のキャラはなんでしょうか。

結論からいうと、

子なし主婦の強みは「心の余裕」です

心に余裕のある「共働き」や「子あり主婦」もいるでしょう。

しかし、現在の日本では「共働き」や「子あり主婦」の多くは余裕がありません

なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造 (PHP新書) – 中野円佳
共働きも専業もしんどい。そんな日本社会の構造的な問題とは?

(詳細は↑の本)

子なし主婦は時間に余裕があります。

そして「時間の余裕」と「心の余裕」は密接に関連しています

私

ストレスを家庭に持ち込むこともないよ

夫は経済的余裕をもたらし、子なし主婦は精神的余裕をもたらす

これが、子なし主婦家庭の強みであり、子なし主婦の存在価値です

子なし主婦は世捨て人

子なし主婦は「現代の世捨て人」に近いです。

私

ある種の半僧半俗?

俗世では、会社でも学校でも競争が繰り広げられています

会社や学校に関わらない子なし主婦は、競争社会(俗世)から半分降りています

反論
反論

自分だけ隠居するってヒドくない?

残念ながら現役世代の庶民が夫婦揃って隠居するのは困難です。

一方で夫婦揃って競争に参加しても疲弊します。(参加せざるを得ない人へ*1)

実際、ストレスは夫婦間で伝染します(詳細は↓の本)。

結局、自律神経がすべて解決してくれる – 小林弘幸
心身ともに元気になれる自律神経の整え方

そこで、

子なし主婦は「夫の競争疲れを癒す存在」になれば良い

のです。

「競争参加者」と「競争疲れを癒す者」に分かれた方がメリットが大きい場合もあります。

私

現代では「競争に参加していない」だけでレアキャラ

そのレアリティをもってして、夫に貢献するのが子なし主婦の真骨頂とも言えます


*1:経済的事情により共働きせざるを得ない人もいるでしょう。そんな人は生活費を抑えるのが有効です。ちなみに私たちの生活費は、居住地域の生活保護費よりも安いです。生活費は家賃込みで月12万円ほど、生活保護費は二人世帯で約18万円です。

まとめ

この記事では、子なし専業主婦・主夫の存在価値について語りました。

結論としては、

子なし専業主婦は「社会的価値」が低くても「配偶者としての価値」が高ければ良い

配偶者としての価値は「家事」ではなく「本人のキャラクター」で決まる

となりました。

子なし主婦の存在価値は「家事労働を通じた間接的な貢献」と考えがちです。

しかし、家事は誰にでもできる簡単な仕事です。

ゆえに、家事代行との差別化が困難で、社会だけでなく家庭でも立場が弱くなってしまいます。

そこで、私は子なし主婦の価値を「家事」ではなく「キャラクター」に見出すべきだと考えました。

キャラクターとは、

  1. 家族、恋人、友人の要素を全て兼ね備えた存在
  2. 心に余裕がある存在
  3. 競争に参加しない隠者的存在

の3点に集約されます。

子なし主婦は「暇人」だの「世間知らず」だの批判されがちですよね。

それを逆手にとって強みにしてやればいいのです。

暇だからこそ、心に余裕を持てます。

世間知らずだからこそ、突飛な発想が得られるかもしれません。

ものは考えようです。

以上、私の屁理屈でしたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました