- 浪人するか迷う…
- 浪人しなかったら後悔するかな?
- 浪人しないのは逃げ?
この記事でわかること
- 浪人しなかったら後悔するのか
- 私が「浪人すればよかった」と後悔しない理由
- 滑り止めの大学に進学したらどうなるのか
第一志望に落ちて滑り止めに進学した私が、浪人しなかったことについて本音で語ります。
自己紹介
- 第一志望だった国立大は不合格
- 浪人せず滑り止めの私大に進学
- 高校の偏差値は65くらい
- 理系院卒で今は専業主夫
「浪人すればよかった」と後悔しているか
結論から言うと、
浪人しなかったことに後悔はありません。
私は某国立大学を受験しましたが結果は不合格。
不合格通知を見てすぐに「滑り止めの大学に進学しよう」と決意しました。
国立の試験を終えた段階で、私にはもう一年勉強する気力も自信もありませんでした。
そうして私は浪人せず既に合格していた私大に進学しました。
改めて考えると、あっさりと浪人を選択肢から外したことに我ながら驚きます笑
私が後悔していない3つの理由
私が「浪人すればよかった」と後悔していない理由を3つ紹介します。
受験勉強が苦手と自覚していた
私は自分を律して勉強することが苦手でした。
勉強自体は好きなのですが「やりたい」と思ったことにしか身が入りませんでした。
受験では「やりたくないけど、やらなきゃいけないこと」も勉強しなければなりませんよね。
つまり「やりたくないこと」と向き合わない限り浪人は成功しないのです。
私は「やりたくないこと」にもう一年向き合える自信がありませんでした。
私の中で「やりたくない」vs.「やらなきゃいけない」が戦うと、高確率で「やりたくない」が勝つからです。
そうです。これは単なる甘えです。
しかし、私は甘ちゃんな自分が嫌いではなく「受験勉強を通じて成長しよう!」みたいな気概もありませんでした。
まあ、こんなもんだよね〜。俺にしては上出来だわ。
結果として「やりたい」と思った勉強だけで合格できる大学、すなわち身の丈に合ったレベルの大学に落ち着いたのです。
こんなゆるい考えもアリかもしれませんよ?
第一志望校へのこだわりがなかった
負け惜しみかもしれませんが第一志望にどうしても行きたい理由はありませんでした。
偏差値が高い。機械工学を学べる。学費が安い。身近。ネームバリュー。
第一志望を受験した動機はこんなところです。
滑り止めで受験した大学も同じです。
自分が目指せそうな大学のなかで、最も偏差値の高い大学を第一志望としている人も多いのではないでしょうか。
「どうしても〇〇大学に行きたい」という強い動機がなければ、浪人してもモチベを保つのは難しいですよね。
早く大学に行きたかった
大学は高校よりも自由なイメージがありませんか?
私は自由気ままな生活が好きなので、早く大学に行きたいと思っていました。
しかも、一人暮らしをすることになっていたので、実家から出て「自分ひとりの城」を築けることも楽しみにしていました。
滑り止めに合格した時点で、浪人の選択肢が消滅したといっても過言ではありません。
目の前に自由な大学生活が待っているのに、もう一年我慢して勉強する気にはなれませんでした。
これに関しては、私の粘り強さと向上心が欠如しているだけです。
逆に、浪人するにはそれだけの覚悟が必要ということになります。
滑り止め大学に進学してみた感想
滑り止めに進学しても、充実した大学生活を送れない気がする
滑り止めに進学することを憂える人もいるのではないでしょうか。
滑り止め大学に進学した私の本音を紹介します。
学歴コンプを抱えた人が多い
私大には国立に落ちた人が集まるのが現実です。
もちろん、第一志望で入学している人もいますが、学歴コンプレックスを抱えた人もいます。
特に入学直後は「俺は〇〇大学に行きたかった」「あと〇〇点で合格だった」といっている人が目立ちます。
仮に東大落ちでも、あなたと同じ大学にいれば学歴は一緒です。
学歴コンプを引きずっている人はあまり相手にせず、目の前の大学生活にフォーカスしましょう。
もし、あなたが学歴コンプに悩まされたとしても、大学の仲間の前で今いる大学を悪くいうのはやめた方がいいと思います。
同じように過去を引きずっている人ばかりが集まってくるので。
滑り止めの大学に進学して、充実した大学生活を送りたい人はこちらの記事もご覧ください。
就職は大して変わらない
偏差値の高い大学ほど、有名企業に就職する人が多いのは事実です。
しかし、大学名が重要なのではなく、その大学に行けるくらい優秀であることが重要なのです。
ここでいう優秀とは単なる知識量や頭の回転だけでなく、先を見越して行動できる能力など総合的なことです。
大学名で就職の良し悪しが決まると考え、就職のために浪人するのはおすすめしません。
どんな大学でも、就職活動では大学名より本人の個性や能力を重要視されます。
極端な例を言えば、東大卒でも性格の悪さが滲み出ていれば採用されませんよね。
就職を見越して浪人するくらいなら、充実した大学生活を送れるよう努める方がいいかもしれません。
ただし、「現役時代は偏差値40だったけど、浪人して東大合格しました!」みたいな大逆転系だと就職にも影響する可能性があります。
私が伝えたいのは、1年浪人して偏差値プラス5の大学に行けたとしても、就職で有意な差が生まれるとは限らないということです。
私大だと学費は高い
文科省によると大学4年間の学費は、国公立大学だと240万円ほど、私立大学だと400〜600万円ほどです。
浪人費用を100万円とすると、現役で私大に行くよりも、一浪して国公立に行くほうが経済的ということになります。
私大の学費はとても高いので、お金のことを第一に考えれば浪人しても国公立に行ったほうがいいかもしれません。
まとめ
この記事では、第一志望に落ちて滑り止めに進学した私が、浪人しなかったことについて語りました。
浪人するか、滑り止めに進学するかは難しい決断ですよね。
第一志望に落ちてしまった悲しみもあると思います。
ですが、まずは第一志望校に合格できなかった現実を受け入れて、冷静になってから決断することが重要です。
今回紹介した私の本音を参考にて、浪人するかしないかをもう一度悩んでみてください。
浪人する人はもう一年勉強を、浪人しない人は大学での勉強を頑張ってください!
浪人せずに与えられた環境で頑張ろうと思っている人におすすめの記事
コメント