- 就活してるけど、そもそも働きたくない。
- 社会人になりたくない。ずっと大学生がいい。
- 志望動機なんてない。楽しく生きたいだけ。
この記事でわかること
- 働きたくない大学生が今すぐ考えるべきこと
- 就職以外の現実的な選択肢
- 試しに就職することのメリット
この記事では、社会人失格の私が働きたくない大学生の進路について書いています。
結論からいうと、働かずに生きていく方法はたくさんあります。
「大学院卒→大手企業に入社→1年未満で退職→専業主夫(無職)」という奇想天外なキャリアを持つ私の一意見です。
「働かないといけない」の根拠を考える
働きたくないのなら、働かなければいいだけです。
いや、それが無理だから悩んでるんだよ…
そうです。皆さんは「働かないといけない」と心のどこかで思っているはずです。
でなければ、悩んだりしませんし、こんなサイトも見ないですよね。
では、なぜ「働かないといけない」と思っているのでしょうか。
働かないと生活できないから
多くの労働者は「お金のため」に働きます。
もちろん「社会貢献」や「自己実現」のために働いてる人もいます。
しかし、働きたくない皆さんはそんな高尚な理由ではないと思うので「生活していくお金を得るために働く」と仮定して話を進めます。
言い換えれば、お金さえあれば働かなくて良くなりますね。
最低限必要な生活コストを計算する
では次に、いくらあれば生活できるのかを計算します。
生活コストが低ければ低いほど、働かずに生きていける可能性は高くなります。
環境に相当恵まれていない限り、働かずに贅沢な暮らしをするのは難しいです。
最低限いくらあればいいのかを明確にしよう
私は月に6万4000円、つまり年間に76万8000円あれば充実した生活を送れるとわかりました(表1を参照)。
表1 私にとっての「健康で文化的な最低限度の生活」にかかるコスト
項目 | 月々の予算 |
国民年金保険料(令和5年度) | 16,600円 |
国民健康保険料(令和4年度、年収100万円以下) | 1,500円 |
家賃(実際に賃貸物件サイトで探した) | 21,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
食費 | 10,000円 |
通信費(使い放題の格安SIM) | 3,000円 |
日用品費 | 1,000円 |
サブスク代(音楽系+動画配信系) | 1,500円 |
洋服代(年間予算6,000円) | 500円 |
医療費(年間予算9,000円) | 750円 |
合計 | 63,850円 |
住む地域や年齢によって社会保険料が変わるので、札幌に住む20代としました。
札幌にした理由は、家賃が安く、なおかつ生活しやすいと思ったからです。
あなたにとっての最低限の生活を想定し、必要なコストを算出してみてください。
あとは、どのように生活資金を調達するかを決めれば大丈夫です。
生活コストが低いほど、このあと紹介する「就職以外の選択肢」で暮らしていける可能性が高まります。
就職以外の具体的な選択肢
肝心の「就職せずに生活資金を調達する方法」です。
現実味のありそうな順に紹介していきます。
大学院に進学する
最も安全かつ有意義な選択肢です。
ただし、一定の学力と資金援助が必要になるので万人が取れる選択肢ではないでしょう。
単なる延命措置ですが、人生において「働かずに堂々と生きられる期間」を増やすことができます。
いわゆる、モラトリアムですね。
大学院も忙しいのである程度の覚悟は必要だよ
でも、労働から逃れさえすればいいのなら魅力的ですよね。
大学院で学ぶうちに労働意欲が湧いてくるなんて奇跡も起こるかもしれませんよ。
フリーター
就職以外の選択肢と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「フリーター」ではないでしょうか。
学生時代にバイト経験のある人なら身近な存在ですよね。
仮に必要な生活コストが月々8万円だとしましょう。
時給1000円のバイトならば月に80時間労働。8時間労働なら月に10日間、6時間労働なら13日間だけ働けば稼げます。
一般的な会社員は残業がゼロだとしても、8時間労働を月に20日間です。
しかも、大卒で会社員になって残業がゼロというのは超レアケースです。
フリーターなら会社員の半分以下の労働時間で生活できます。
とはいえ、労働から完全に解放されるわけではないので、ある意味で最も現実的な選択肢となります。
どうせ働くなら会社員の方がマシという人もいると思うので、会社員とフリーターのどちらが良いかは好みですね。
親の脛をかじる
親を頼れる人は存分に頼りましょう。
いい歳こいて親の脛をかじるなんて…
世間からの風当たりは強くなるでしょう。
しかし、自分と親の間で合意がとれていればなんの問題もありません。
他人の親子関係に口出ししてくるような人の意見は無視しちゃいましょう笑
養ってくれる人を見つける
わかりやすいところだと、専業主婦・主夫になることです。
結婚せずともヒモとして生きていく選択肢もあります。
ちなみに私は専業主夫として生活しています。
相手を見つけるのが一番大変!
現在恋人がいる人は、恋人に話してみると意外と受け入れてくれるかもしれませんよ。
恋人がいない人も「専業主婦・主夫を欲している人」がいるはずなので諦めないでください。
専業主婦・主夫を目指すのなら、家事と料理のスキルは高めておきましょう。
社会保障に頼る
状況に応じてさまざまな社会保障を受けることができます。
特に有名なのは生活保護でしょうか。
国がセーフティーネットとして用意している制度なので、受給条件を満たしていれば積極的に活用しましょう。
起業・副業
ここまでくると、あやしい匂いがしますね。
これに関してはかなり難しいので、選択肢のひとつとして紹介するに留めます。
ただし、生活基盤が確保された状態でチャレンジするのはいいと思います。
私も妻の扶養に入ったうえで、このブログを書いていますから。
もし仮に就職したらどうなる?
改めて、「仮に就職したらどうなるか」考えてみましょう。
「働いてみたら案外平気だった」という可能性を捨てきれていないからです。
就職が最も簡単なタイミングは大学卒業後です。
大卒のタイミングを逃すと一気にハードルが上がるよ
試しに就職するのも悪くない選択肢に思えてきませんか?
嫌ならすぐに辞めればいいだけです。
私も入社数ヶ月で退職したのですが、より納得感を持って会社員以外の選択肢を選べるようになりました。
迷っているくらいなら、お試しで就職してみるのも悪くないです。
まとめ
この記事では、無職の私が働きたくない大学生の生存戦略を解説しました。
働くことに消極的な労働者は「生活するお金」のために働いています。
まずは、あなた自身が月にいくらあれば楽しく生活できるのかを計算してみましょう。
そのうえで、生活資金を調達する方法としてベストなものを選びましょう。
就職以外の選択肢には、大学院生、フリーター、専業主婦・主夫などがあります。
大学卒業後に就職しないというのは、やはり大きな決断になると思います。
将来の自分が後悔しないレベルまで熟考してから決断してみてください。
それでも無職を希望する方は、一緒に無職ライフを楽しみましょう。
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