【卒論・修論】論文の書き方に悩んだら見るべきサイト5選

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卒論や修論を書くためのパソコン 大学
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こんな方にオススメ

  • 卒論・修論の書き方に悩んでいる人
  • 論文執筆に悩んでいる理系学生
  • もっと効率的に論文を書きたい人

今回は理系学生に向けて、論文の書き方に悩んだ時に役立つサイト5選を紹介します。

今回紹介するサイトは全て無料で使えるので、ぜひ試してみてください!

この記事では、理系修士卒で英語論文の執筆経験もある私が、実際に活用していた5つのサイトを紹介します。

論文の執筆に追われているけど、上手くいかずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

論文執筆の悩み解決するには、情報のインプットとアウトプットを意識することが重要になります。

たとえば、以下のような悩みは文献調査の方法を工夫し、質の良い情報をインプットすることで解決できます。

  • テーマと構成が決まらない
  • 検証方法が定まらない
  • 考察が進まない

先行研究から得られた情報をもとにテーマ・構成・検証方法を決め、考察する際にも先行研究と比較するからです。

次に、以下のような悩みであれば文章の書き方・スライド作成のコツを学ぶことで解決できます。

  • いい文章が書けない
  • 上手く発表資料を作れない

したがって質の良い情報をインプットし、上手くアウトプットすることができれば、今まで以上に効率的に優れた論文を書けるようになります。

私が活用していた5つのサイトはこちらです。

論文執筆に役立つ5つのサイト
  1. Google Scholar – 世界最大級の論文検索サイト
  2. Connected Papers – 関連論文が一目瞭然
  3. DeepL – 高精度な翻訳
  4. 科学英語を考える – 英語らしい英語を知れる
  5. 伝わるデザイン – スライド作りの教科書

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

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Google Scholar

先行研究を探す際には、論文検索サイトを使用する人が多いと思います。

(論文検索エンジンではなく、GoogleやYahooなど一般的な検索エンジンで論文を探している人は、ぜひ学術情報に特化した論文検索エンジンを使ってみてください。)

さまざまな論文検索サイトがありますが、私がメインで活用していたのはGoogle Scholarです。

Google Scholarをおすすめする理由は以下の通りです。

  • 論文数が圧倒的に多い
  • 英語の論文も読める
  • あらゆる分野の論文がある
  • 50年以上前の論文から、最新の論文までカバーされている
  • Googleアカウントと連携して論文を保存できる

メリットがたくさんあるので、Google Scholarを使っておけば間違いです。

論文検索サイトの中には、日本語の論文にしかアクセスできないサイトもあります。

しかし、日本語論文だけでなく英語論文も読んだ方が量・質ともに優れた情報を得られます

その点Google Scholarは英語・日本語のいずれの論文もあるので情報収集には最適です。

さらに、Googleアカウントと連携して論文を保存できる機能は非常に便利だと思います。

文献調査の際には、ぜひGoogle Scholarを活用してみてください!

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Connected Papers

Connected Papersは、関連論文を視覚的に探せるサイトです。

調べたい論文を検索すると以下のような画面が出てきます。

Connected Papersのスクリーンショット

一つひとつの円が論文を表しており、円の大きさは論文の被引用数色の濃さは発行年論文どうしの距離は関連度合いを示しています。

表示された論文を選択すれば、その論文を外部ページで読むこともできます。

関連研究を効率的に調べることができるので、ぜひ試してみてください。

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DeepL

DeepLは高精度の翻訳サイトで、AI技術を用いて高精度な翻訳を自動的にやってくれます。

DeepLには無料版と有料版があります。

無料版でも一度に最大5000文字の翻訳ができ、29の言語に対応しているので十分活用できます。

さらに、PDFファイルやWordファイルをそのまま翻訳することもできます。

英語論文のファイルをそのまま日本語に翻訳して読むこともできるのです。

英語論文を読むための最初のステップとしてDeepLで翻訳するのはかなり有効的です。

また、英語から日本語への翻訳だけでなく、日本語から英語への翻訳も活用できます。

私は自分で書いた英文をDeepLで日本語に翻訳し、違う意味になっていないかを確認していました。

英語の論文を読むのに抵抗がある人はDeepLに頼ってみてはいかがでしょうか。

科学英語を考える

これは東京大学大学院理学系研究科のWebサイトにあるページで、東大の教授であるトム・ガリー先生によって書かれています。

ページ内に登場する例文も科学論文に書いてあるような文章なので、英語論文を読み書きする力を伸ばすことができます。

私は「科学英語を考える」を通じて、日本語くさい英語ではなく、英語らしい英語を書くためのコツを学ぶことができました。

「英語らしさ」は学校の授業ではなかなか学べないので、多くの人にとって貴重な学びになると思います。

特に英語論文を書く際には、英語圏の人が読んでも違和感のない文章を書く必要があるので、ぜひ参考にしてみてください。

英語論文の書き方を学べば、英語論文の読解力も向上します

英語のことだけでなく、そもそもの文章の書き方も学ぶことができる素晴らしいページです。

英語で悩んでいる人文章の書き方に悩んでいる人はぜひ見てみてください。

伝わるデザイン

伝わるデザインでは、研究発表のスライドデザインが解説されています。

率直な感想として、無料でここまで学べるのは凄すぎます

どれだけ素晴らしい研究成果をあげられても、相手に伝わらなければ意味がありません。

レイアウト・配色・フォントの選び方など基本的なことはもちろん、プレゼン資料の例も多数紹介されているのでスライド作りに悩んでいる人は必見です。

スライド作成スキルは社会人になっても役立つので、これを機に学んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、論文の書き方に悩んだ時に役立つサイトを5つ紹介しました。

優れた論文を書くには、情報のインプットとアウトプットが重要になります。

今回紹介したサイトを使えば、先行研究の調査、論文読解、論文執筆をスムーズに行えます

論文執筆に悩んでいる理系学生の皆さんは、有効活用してみてください。

今回はここまでです。

今後も理系学生にとって有益な情報を発信していくので、ぜひご覧ください。

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