(主夫)
- 専業主婦は忙しい!
- 主婦は365日働いている!
- 「名もなき家事」もある!
この記事でわかること
- 専業主婦・主夫が忙しいアピールをすべきでない理由
- 主婦・主夫は暇でいい理由
この記事では、専業主夫の私が「主婦・主夫の忙しいアピール」について語っています。
自己紹介
- 20代の子なし専業主夫
- 元・上場メーカーの開発職
- 理系の大学院卒
専業主婦・主夫の忙しいアピール
アピールをする主婦・主夫が目の敵にしているのは「主婦・主夫って暇でしょ?」と唱える人たちです。
(自称)
主婦・主夫って暇でしょ?
お気楽でいいよね〜
(自称)
主婦はやることがたくさんある!
会社員と違って休みもない!
「会社員 vs. 主婦」の争いがそのまま「夫 vs. 妻」として家庭内に持ち込まれると最悪です。
専業主婦でも会社員でも忙しさをアピールするのは愚かしい行為だと思います。
主婦・主夫が忙しいアピールをすべきでない理由
「主婦も会社員も忙しいアピールをすべきでない」というのが私の持論です。
しかし、私は会社員歴が1年もないので今回は主婦・主夫の側から考えていきます。
「多忙は良い、暇は悪い」という前提が嘘
忙しさをアピールするのは暇に思われたくないからです。
暇に思われたくない理由のひとつは、
多忙な人:頑張っている。有能。まじめ。
暇な人:手を抜いている。無能。怠惰。
というイメージが浸透しているからです。
世間では多忙が理想とされて、多くの人が忙しくあろうとするよね
しかし、多忙を理想とする「多忙教」は宗派のひとつに過ぎません。
多忙教を信じるのは個人の自由ですが、
多忙は絶対的に正しくて、暇は絶対的に間違っている
と考えるのは多忙教の過激派の発想です。
過激派になると忙しさを競い続けなければなりません。
「多忙教」を信じすぎるのも苦しいですよね。
多忙教の信者になっても得することは少ないと私は思います。
ぼくは勉強も部活も仕事も、楽しめる範囲までしか努力してないよ
部活でスタメンを取れなかったり、受験で第一志望校に落ちたりしましたが、後悔も不満もありません。
結局、好きで努力している人には勝ち目がないので、自分が楽しめる範囲の努力で得られた成果が身の程にあった成果と思っています。
忙しさは主観的でいい
本人が「忙しい」と思ったのなら忙しいのです。
忙しさは他人と比べるものではなく、主観的な尺度でいいと思います。
仮に忙しさを他人と比べても上には上がいるので一生救われません。
大谷翔平と比べたら人類の99.99%は暇人だね
忙しさを正確に比べるのは案外難しいです。
時間で測るか、肉体的・精神的負荷で測るか、生産性で測るのか。
忙しさを正確に比較するのは困難ですし、比較できたとしても上には上がいるだけです。
自分が「忙しい」と思えばそれまででしょう。
忙しさは他人がとやかく言うことではなく、ましてやアピールするものでもありません。
忙しいアピールは争いしか生まない
忙しさをアピールしても争いになるだけです。
会社員の夫と主婦の妻の忙しさを戦わせるより、お互いの忙しさを理解して感謝し合う方が合理的です。
いくら忙しさをアピールしても忙しさは軽減されません。
また、忙しい人の方が優れていて偉いということもありません。
忙しさのアピール合戦はまさに不毛な争いです。
専業主婦・主夫は暇です
「忙しさは主観的尺度でいい」と言いましたが、私自身は主夫が忙しいとは思いません。
少なくとも、子なし主婦・主夫は暇
私は夫婦二人暮らしなので自由時間が結構あります。
暇は恥ずべきことではなく、むしろ素晴らしいことです。
暇だからこそ手の込んだ料理に挑戦したり、部屋を隅々まできれいにしたりできます。
余裕がなくなって夫婦喧嘩になることもありません。
私が暇なおかげでより充実した夫婦生活になっているともいえます。
私からみて会社員の妻は忙しそうですが、妻も私が主夫のおかげで余裕をもって仕事ができると言っています。
結局のところ、いくら暇でもいくら忙しくても夫婦が満足できていればいいのです。
まとめ
専業主夫の私が「主婦・主夫の忙しいアピール」について語りました。
専業主婦・主夫は忙しさをアピールするほど不満がたまる可能性が高いです。
理由としては、
- 忙しくあることを理想にすると生きづらい
- 忙しさは他人と比べられるものではなく主観的なもの
- 忙しさを競っても争いしか生まない
の3点があります。
夫婦間で忙しさを競っても不毛なので、お互いの忙しさを理解し感謝し合う方がいいでしょう。
なにより、忙しい人の方が優れていて偉いという思想を捨て去ることが重要に思えます。
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