- 新卒1年目だけど退職したい
- 新卒1年目で辞めたら人生終わり?
この記事でわかること
- 新卒1年目で辞めるとどうなるのか
- 入社してから退職するまでの流れ
- 仕事を辞める大変さ
- 1年未満で退職して後悔しているか
この記事では、新卒1年未満で退職した私の体験談を紹介しています。
自己紹介
- 新卒1年未満で退職
- うつで休職した経験あり
- 元大手メーカーの技術職
- 今は専業主夫
- 詳しいプロフィールはこちら
なぜ、新卒1年目で辞めたのか
結論から言うと、
心身の健康を優先するために会社を辞めました。
私は入社して半年で「うつ状態」と診断され、休職しました。
うつ状態になった詳しい原因は不明ですが、仕事が関係しているのは間違いありません。
私が勤めていた会社は長時間労働もハラスメントもないホワイト企業でした。
そのため、私自身が会社という組織に順応できなかったことが原因と考えています。
仕事を続けていては心身の健康が害されると思い、新卒1年未満での退職を決意しました。
入社から退職までの11ヶ月間
新卒1年目で辞めるまでの実際の流れを紹介します。
入社から休職まで
私はメーカー勤務だったので、半年間の工場実習を経て技術部門に配属されました。
体調に異変を感じ始めたのは技術部門に配属されてからです。
配属されて2ヶ月ほどが経ったある日「明らかに体調がおかしい」と思い心療内科にかかりました。
うつ状態ですね。まずは1ヶ月仕事を休んで自宅療養しましょう。
診断された時は仕事を休める安堵感よりも、驚きと不安が勝っていました。
驚きもつかの間、うつで自宅療養が必要になったことを上司に伝えなければなりません。
私はこれがつらかったです。
会社の人に伝えたら驚かれたり、心配されたりします。
心配してくれるのはありがたいことですが、アレコレ考えてしまいます。
仕事のことは忘れてゆっくり休みなさい
ありがとうございます…
(休むのは甘え?担当してた業務は?どう思われてるの?)
こうしてスッキリしないまま休職が始まりました。
休職開始
結論からいうと、私は3ヶ月ほど休職してから退職しました。
休職中は1ヶ月おきに主治医の診断を受け、産業医との面談もありました。
主治医:実際に診察を受ける病院の医者で、会社とは何の関係もない。
産業医:会社に属する医者で、社員との面談や会社への連絡をする。
休職で重要なことは「仕事のことを忘れて休むこと」です。
しかし、仕事のことを忘れるのはとても難しいです。
いつ復職できるかな?
そもそも、復職できずに退職かな?
仮に退職したらどうしよう?
1年目で辞めるってやばい?
仕事をどうするのか悩み続けました。
常に頭の中にモヤモヤが滞留しており、モヤモヤから逃れる方法は「寝る」以外にありません。
本心は「今すぐ仕事を辞めたい」と思っていました。
しかし、辞めた後にどうするのか、辞めても後悔しないかを考える必要があります。
なんとも形容しがたいですが、ミラーハウスで彷徨い続けている感じでした。
「退職したい」と伝える
休職中に悩み続けた結果、私は退職を決意しました。
しかし、ここでも大きな悩みが生じます。
いつ、誰に、どうやって退職したい旨を伝えればいいのか、ものすごく悩みました。
会社に行っていないし、電話やメールで伝えていいものなのかもわかりませんでした。
自分で伝えるのが嫌すぎて退職代行も検討しましたが、依頼料を出し渋り使いませんでした。
結局、産業医面談の前日にチャットで退職したい旨を伝え、面談当日に改めて対面で伝えました。
「退職したいと思っています」のたった一言なのですが、伝えるのは難しいです。
本当にしんどくて伝えられない人はメールや退職代行でもいいと思います。
退職するまで
勇気を出して「退職したい」と伝え、ついに退職の手続きが始まりました。
退職したいと伝えれば会社側で退職に向けた準備をしてくれます。
しかし、会社に置いたままの私物の回収、貸与品の返却、退職届の記入などのために出社しなければならない場合もあります。
メンタルを病んで退職する人は誰しも会社に行きたくないと思います。
数ヶ月ぶりの出社ですし、同僚に会って「最近どう?」「辞めちゃうの?」なんて聞かれることを想像すると余計に行きたくなくなります。
私は意を決して出社しましたが、しんどい場合は郵送で済ませることもできるので無理しないでくださいね。
退職を検討している人はタイミングを見て私物を持ち帰り、貸与品を会社に置いておけば楽かもしれません。
新卒1年目で辞めると後悔する?
まだ退職して間もないですが、
今のところは後悔していません。
辞めること、辞めないことの両方にメリット・デメリットがあると思います。
メリット・デメリットを明確にし、自分が何を優先するのかを考えてから決断すれば後悔を避けられると思います。
私は「健康」を優先して退職を選びました。
退職する場合、退職後にどうするかも考えておけば不安が軽減されるはずです。
ちなみに私は妻と話し合い退職後は専業主夫になると決めていました。
まとめ
この記事では、新卒1年未満で退職した私の体験談を紹介しました。
会社を辞めるというのは大きな決断です。
新卒1年目となると、さらに大きな決断に感じますよね。
1年目で辞めると「とりあえず3年は働け派」の人たちにいろいろ言われるかもしれません。
しかし、自分自身が納得できればどんな決断でも正解だと思います。
1年目で辞めたいと思っている人は「こんなやつもいるんだな〜」とサンプルの一つにしてくれたら嬉しいです。
この記事を読んだあなたにおすすめの記事
コメント